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伝統料理の旅

第3回 韓国   日本人の心をとらえるのは、韓流スターだけでなく韓流ごはんも同じです。その魅力はおいしいのはもちろん、季節の食材を生かし、医食同源の考え方がベースになっているなど、栄養学的にも理にかなっているところといえるでしょう。たっぷり野菜と春雨の炒め物のチャプチェは、韓国でお祝い事やおもてなしに出される料理。五穀ごはんとわかめスープと一緒にどうぞ。「おいしい!」と一緒に韓国の奥深い文化も味わうことができそうです!
おいしくてヘルシー、おなかも満足健康第一
   

チャプチェ

肝臓病の方へのヘルシーポイント…
野菜と良質のたんぱく質

チャプチェで使う牛肉の赤身は脂肪が少なく、良質なたんぱく質源。肝臓に脂肪がたまらないように働くビタミンB6も豊富に含まれています。野菜が多く摂れ、肝機能をフォローするビタミンやミネラルが十分に補えます。
ミネラルや食物繊維の多い五穀ごはんは、チャプチェやわかめスープのエネルギーから、肝臓病のかたには130g(ごはん茶碗軽く一杯)が適当です。また、わかめは低エネルギーで食物繊維が豊富。余分なコレステロールや脂肪の排泄を促し、肝臓への負担を軽くします。

  チャプチェ

エネルギー(1人分)
エネルギー 337kcal
たんぱく質 17.4g
塩分 2.4g
脂肪酸総量
飽和脂肪酸量
不飽和脂肪酸量
17.45g
4.73 g
12.72 g
 
材料(4人分)
牛肉(薄切り)……200g(千切り)
干ししいたけ……4枚(水につけて戻し千切り)
A
 ねぎのみじん切り……大さじ2
  おろしにんにく……小さじ1
 しょうゆ……大さじ1
 砂糖……大さじ1/2
 いりごま……大さじ1
 ごま油……大さじ1
春雨……50g(戻して食べやすい長さに切る)
キクラゲ……5g(水で戻し、細切り)
さやいんげん……10本(下茹でして千切り)
にんじん……小1/2本(千切り)
玉ねぎ……1/4個(千切り)
ゆでたけのこ……100g(千切り)
卵……2個
(塩・油……各少々)
ごま油……大さじ1
塩……少々
B
しょうゆ……大さじ2
砂糖……小さじ2
すりごま……大さじ2
一味唐辛子……適宜

作り方
(1)下味をつける
肉にAを加えて混ぜ、下味をつける。全体になじんだら、干ししいたけを加えて混ぜる。


(2)肉と干ししいたけを炒める

フライパンに(1)を加え、強火で手早く炒める。
強火で手早く炒める
下味にごま油を使っているので、炒め油はひかなくてOK

(3)錦糸卵を作る

卵に塩少々を加えて油を敷いたフライパンで薄焼き卵を作り、千切りにして錦糸卵にする。

(4)味を調える

フライパンにごま油大さじ1を熱して、きくらげ、にんじん、たまねぎ、たけのこを加えて炒める。全体に油がまわったら、さやいんげん、春雨を加えてさらに炒め、塩で味を調え、(2)とBを加えて味を調える。仕上げに錦糸卵(上に飾る分を残す)をいれてさっくりと和える。

(5)残りの錦糸卵を散らす

器にもり、残しておいた錦糸卵を上に散らし、お好みで一味唐辛子をふる。


美味しさのポイント

良質のたんぱく質とたっぷりの野菜が摂れ、栄養バランスにすぐれています。
区切り線
五穀ごはん
エネルギー(1人分 130g)
エネルギー 217kcal
たんぱく質 4.0g
塩分 0.0g
脂肪酸総量
飽和脂肪酸量
不飽和脂肪酸量
0.42g
0.15 g
0.27 g

材料(4〜5人分)
米……2合
雑穀ミックス(1袋25g)……2〜3袋

作り方
(1)ごはんを炊く
釜にお米、雑穀ミックス、分量の水を加えて炊き、1人分130gを盛る。

  わかめスープ
エネルギー(1人分)
エネルギー 54kcal
たんぱく質 3.4g
塩分 0.9g
脂肪酸総量
飽和脂肪酸量
不飽和脂肪酸量
3.73g
1.07g
2.66g

材料(4人分)
塩蔵わかめ……40g
(水につけて戻し、食べやすい大きさに切る)
牛肉(薄切り肉)……60g(千切り)
A(おろしにんにく…少々、塩・こしょう…少々)
ごま油……小さじ2
薄口しょうゆ……小さじ1
塩・こしょう……各少々
こねぎ……適量

作り方
(1)下味をつける
牛肉にAを加え下味をつける。

(2)だしをとる
鍋にごま油を熱し、(1)を加えて肉の色が変わるまで炒め、水2と1/2カップを加え、アクをとりながらだしをとります。

(3)味を調える
(2)のだしが出たら、わかめを加えて煮、薄口しょうゆ、塩・こしょうで味を調え、こねぎを加える。

1日の献立の組み立て方アドバイス

他2食のたんぱく質源は肉・卵以外の魚、大豆製品でとりましょう。他2食の主食も五穀ご飯や玄米や発芽玄米、胚芽米など精製度の低いものにすると、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く摂取でき、肝機能の働きを助けます。同様に一日を通じて野菜、海藻類を十分に摂りましょう。
牧野先生

調理・栄養計算
管理栄養士 牧野直子

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