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疾患情報アイコン8.B型肝炎ウイルスマーカー検査からわかること(B型肝炎の状態を判断する検査)8.B型肝炎ウイルスマーカー検査からわかること(B型肝炎の状態を判断する検査)

ウイルス感染は、前述したウイルス由来の“抗原”や、それに対して人の体内でできる“抗体”を調べることで判定できます。この抗原や抗体を「ウイルスマーカー」といいます。「B型肝炎ウイルスマーカー検査」とは、B型肝炎ウイルス(HBV)の抗原と、それに対する抗体を血液検査によって調べ、B型肝炎の感染や治療経過を判断する検査です。

まず、HBs抗原を調べます。HBs抗原の陽性(+)は、HBVの感染を示します。HBs抗原が陽性(+)の場合は、HBe抗原、HBe抗体、ウイルス量(HBV DNA量)を調べます。また、HBs抗体が陽性(+)の場合は、過去にHBVに感染したが、現在はウイルスが排除されて免疫ができている可能性が高いことを示しています。

以下に、各ウイルスマーカーと、陽性(+)の結果わかることを示します。

抗原(HBV由来) 抗体(体内でつくられる)
HBs抗原 HBVに感染している。 HBs抗体 過去にHBVに感染したが治癒しており、HBVに対する免疫ができている。
HBc抗原 日常検査には取り入れられていない。 IgM-HBc抗体 最近HBVに感染、あるいは慢性肝炎の悪化。
IgG-HBc抗体 高値ならHBVキャリア、低値なら過去の感染を示す。
HBe抗原 HBVが活発に増殖している状態、感染力が強い。 HBe抗体 HBVの増殖が落ち着いている状態、感染力が弱い。

医師は、B型肝炎ウイルスマーカーの結果の組み合わせと肝機能検査の結果、さらに問診や病歴、診察所見、精密検査を参考にして現在のB型肝炎の状況を判断します。疑問に思う点があったら自分で判断せず、医師に相談することが大切です。

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