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疾患情報アイコン13.ステロイドリバウンド療法(B型肝炎の治療)13.ステロイドリバウンド療法(B型肝炎の治療)

ステロイドは副腎皮質ホルモン剤とも言われ、使用すると体の免疫機能を低下させる働きがあります。ステロイドリバウンド療法とは、ステロイドを使用することで一時的に体の免疫機能を低下させ、その後、使用を急に中止することで人本来の免疫力を一気に活性化させ、B型肝炎ウイルス(HBV)を攻撃する治療法です。

(作用)

プレドニゾロンというステロイドの一種を使用すると、免疫機能が低下してHBVが増殖します。HBVが増殖しても、B型肝炎の症状はおさまります。なぜなら、肝炎とはHBVそれ自体が引き起こしているのではなく、ウイルスを異物と認識した免疫機能が肝細胞を破壊することで引き起こしているからです。比較的多量に短期間ステロイドを使用し急にやめると、その反作用で本来人が持つ免疫力が急激に活性化し一気にウイルスを攻撃します。

(副作用・注意事項)

ウイルスが活発に増殖している状態では、肝細胞が大量に破壊され肝炎の重症化を招く危険性があるため、入院をし、慎重な経過観察が不可欠となります。また、自分の免疫力で肝細胞の中にいるウイルスを一気に攻撃する療法のため、治療に耐えられる肝臓の予備能力(肝臓に悪い部分が生じても他の部分がその機能を補う能力)が必要です。そのため、B型肝炎の方なら誰でも可能な療法ではなく、下記に該当する場合は肝炎が重症化する可能性があるため、行うことができません。

また、治療中に体に異常を感じた場合はすぐに医師に相談しましょう。

ステロイドリバウンド療法の仕組み

HBVの概要図

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