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LDH

読み方:エル・ディー・エイチ
lactate dehydrogenase 乳酸脱水素酵素

■どんな検査値?

LDHは、糖分を分解してエネルギーを作る、解糖系という代謝経路に関わっている酵素で、正常な人では、血液中にはごく微量しか含まれません。急性肝炎が起こって肝細胞が壊れると、肝細胞から血液中に多量のLDHが流れ出るため、血液中のLDH値が上昇します。LDHは体内に広く分布し、肝臓以外にも腎臓、心筋、骨格筋、赤血球、がん細胞に多く含まれます。肝臓の障害だけではなく、各臓器の障害や悪性腫瘍、また運動などによっても上昇するため、たとえ血液中のLDHが上昇していても、肝臓に障害があるとは限りません。あくまでも、肝臓に異常がある可能性があるかどうかをチェックするための検査で、ほかの検査と組み合わせて、総合的に判断する必要があります。

■基準値(正常値)は?

  基準値
LDH 120〜240 IU/L

■基準値外(異常値)の場合は?

  異常値を示す疾患
高い場合 急性肝炎、重症肝炎、転移性肝癌、EBウイルス肝炎、白血球の肝浸潤などの可能性があります。
また、心筋梗塞、うっ血性心不全などの心疾患や、悪性貧血、溶血性貧血、白血病などの血液疾患の可能性もあります。

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