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ALP

読み方:エー・エル・ピー
alkaline phosphatase アルカリホスファターゼ

■どんな検査値?

ALPはリン酸化合物を分解する酵素で、肝臓や腎臓、腸粘膜、骨などで作られ、肝臓で処理されて胆汁中に流れ出ます。胆石や胆道炎、胆道癌などで胆道がふさがれて胆汁の流れが悪くなったり(胆汁うっ滞)、肝臓の機能が低下すると、胆汁中のALPは逆流して血液中に流れ込みます。ALP値は、胆汁うっ滞では大きく上昇しますが、急性肝炎慢性肝炎肝硬変などではあまり大きな上昇はみられないため、黄疸が現れた場合、その原因が肝臓にあるのか、胆道にあるのかを特定するのに有効です。AST(GOT)やALT(GPT)は、逆に肝炎などで大きく上昇し、胆汁うっ滞ではさほど上昇しないので、両者の検査値を比較することで、さらにわかりやすくなります。

なお、骨の成長とも関連しているため、成長期にある小児や思春期には、ALP値は成人よりも高い値を示します。

■基準値(正常値)は?

  基準値
ALP 50〜350 IU/mL(小児では成人の3〜4倍、思春期には成人の4〜6倍高値)

■基準値外(異常値)の場合は?

  異常値を示す疾患
高い場合 肝内胆汁うっ滞、閉塞性黄疸、転移性肝癌、サルコイドーシス、薬剤性肝障害、骨疾患、甲状腺機能亢進症などの可能性があります。

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