HBe抗原/抗体
読み方:エイチ・ビー・イー こうげん/こうたい
hepatitis Be antigen/antibody
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、血液中にウイルス遺伝子(DNA)のほかに、体にとって異物となるウイルス由来の蛋白質である抗原や、抗原を排除するために免疫機構によって作られた抗体(免疫グロブリン)が増加し、HBV感染の目印となります。HBVの抗原はHBs、HBe、HBcの3種類あり、HBe抗原が陽性の場合、血液中にウイルスが多量にあるか、またはウイルスが増殖中であることを示します。したがってHBe抗原が陽性になったら、他者に感染しやすい状態であるため注意が必要です。またHBe抗体が陽性の場合は、HBVの量や活動性が低下しており、他者への感染力は弱いことを示します。
| 基準値 | |
|---|---|
| HBe抗原 | 陰 性:0.9以下(RIA法) 判定保留:1.0〜1.9かつHBe抗体30%以上 |
| HBe抗体 | 陰 性:29%以下(RIA法) 判定保留:30〜69% |
| 異常値の解釈 | |
|---|---|
| HBe抗原陽性 | HBVの活動性が高く(増殖状態)、血液中にHBV量が多い状態で、感染力が強いことを示します。 |
| HBe抗体陽性 | HBVウイルスの量や活動性が低下していることを示します。 無症候性HBVキャリア、B型慢性肝炎の非活動期の可能性があります。 |
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