IgM-HBc抗体
読み方:アイ・ジー・エム-エイチ・ビー・シー こうたい
immunoglobulin M-hepatitis Bc antibody
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、血液中にウイルス遺伝子(DNA)のほかに、体にとって異物となるウイルス由来の蛋白質である抗原や、抗原を排除するために免疫機構によって作られた抗体(免疫グロブリン)が増加し、HBV感染の目印となります。HBVの抗原はHBs、HBe、HBc の3種類ありますが、HBc抗原はHBVの内部に存在するため、そのままでは検出できず、日常の検査ではあまり用いられていません。IgM-HBc抗体は、HBc抗原に対する抗体の1つであり、HBV感染後1週間程度で陽性となり、3〜6ヵ月後に消失します。したがって、IgM-HBc抗体が陽性の場合、最近HBVに感染したことを示します。まれに、B型慢性肝炎が急に悪化した状態でも陽性となることがあります。
| 基準値 | |
|---|---|
| IgM-HBc抗体 | 陰 性:0.9以下(RIA法) |
| 異常値の解釈 | |
|---|---|
| IgM-HBc抗体陽性 | 最近HBVに感染したことを示します。 B型急性肝炎、またはB型慢性肝炎の悪化の可能性があります。 |
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