T-Chol(TC)
読み方:トータル・コレステロール(ティー・シー)
total-cholesterol 総コレステロール
血液中のコレステロール(血清脂質)の量を調べる検査です。TCは高脂血症や動脈硬化の指標としてよく知られていますが、肝機能の指標でもあります。血清コレステロールは、その約90%が肝臓で合成されます。したがって、慢性肝炎や肝硬変などにより肝機能が低下すると、TCの合成能力が低下して、血清TCが低下します。また、胆石などにより胆汁の流れが障害される(胆汁うっ滞)と、胆汁中のコレステロールが体外に排出されなくなり、血液中のTC は上昇します。黄疸の原因には、肝臓に障害がある場合と、胆汁うっ滞による場合があるので、黄疸のある患者さんのTCを調べることにより、どちらの原因によるものかが判断できます。
| 基準値 | |
|---|---|
| TC | 120〜220 mg/dL |
| 異常値を示す疾患 | |
|---|---|
| 高い場合 | 閉塞性黄疸、肝細胞癌などの可能性があります。 また、高脂血症、糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、肥満などの可能性もあります。 |
| 低い場合 | 急性肝炎、肝硬変、劇症肝炎などの可能性があります。 また、βリポ蛋白欠損症、家族性低リポ蛋白血症、甲状腺機能亢進症などの可能性もあります。 |
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